タイに移住後の生活
■自己紹介
2012年からタイに滞在中でタイ語通訳者の能勢です。
今回は、現在日本で生活されている方で日本での生活を窮屈に感じられている方や、日本から脱出して海外で生活してみたい方へ、タイで8年以上生活している筆者の実体験としてタイ移住後の生活を解説していきます。
実際のところタイ移住はどうなのか、移住するにあたって何か裏技とかあるのか、ビザはどうするのか、生活環境はどうなのか、といった点に焦点を絞ってご紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい。
タイに移住後の生活 – タイと日本間について
タイのスワナプーン空港・ドンムアン空港と日本の成田空港・羽田空港間の移動時間は、直行便で凡そ6時間半程です。
最近では、格安LCCでタイと日本への航空券は往復2〜4万円程で行けるようになりました。
下記に、お得に乗るバンコク行き飛行機の乗り方をまとめた記事をご紹介しますので、良かったらこちらも参考にどうぞ。
タイに移住後の生活 – 事前に準備しておくもの
タイは住みやすいとはいってもここは海外ですので、何かあった時のために保険に入っておく事を強くおすすめします。
最近はクレジットカードを持っているだけで海外旅行傷害保険に自動付帯や利用付帯で入れる保険があるので非常に便利でお得になりました。
また、タイにいる間に日本の銀行口座にあるお金をタイで引き出して使いたい場合にお得な方法もご紹介しています。
タイに来られる前に下記2つの記事も参考にどうぞ。
タイでクレジットカードを使用する際の注意点
タイ旅行をキャッシュレスで楽しむ
タイに移住後の生活 – 衣食住と対人関係
最初に結論から入りますと、タイでの生活は次の通りまとめられます。
- 食事や果物が安くて美味しいので、食べ物に困ることはない。
- 衣食住に関する費用が安く済むので、貯金が貯まる。
- 対人関係でのストレスが減る。
筆者の経験上では、日本とタイでの生活を比較するとタイに移住してからというもの、とても節約ができている状況です。
食費が安く美味しい
価格:40〜120バーツ
価格:80〜150バーツ
価格:40〜120バーツ
価格:20〜50バーツ
価格:40〜80バーツ
価格:60〜100バーツ
価格:40〜70バーツ
価格:20〜80バーツ
タイでは安くて美味しい食べ物がたくさんあります。
タイでの昼食は、だいたい1食40バーツから60バーツ程で食べられます。
衣食住に関する費用が安い
タイのコンドミニアムやアパートメントの家賃も日本と比べるとはるかに安いです。
タイ人のローカルが住むようなところは、月4,000バーツから8,000バーツ程。
日本人が多く集まるスクムビット中心部周辺では、月10,000バーツ〜20,000バーツ程で契約する事が出来ます。
下記に、タイで住むためのコンドミニアムやアパートメントとの契約の方法や注意点などをまとめていますので、こちらをご参考にしてください。
対人関係でのストレスが減る
タイに移住してよく実感するようになりましたが、日本にいる頃と比べ対人関係についてストレスがなくなりました。
タイ人は基本的に大らかな性格なので、細かいことはあまり気にしません。
タイ人の性格や気質について、下記に纏めてありますのでこちらも良かったらご覧下さい。
日本円とタイバーツの為替取引
日本やタイの空港でタイバーツを購入されるより、遥かに良いレートでタイバーツを入手する事が出来ます。
スーパーリッチの本店は、バンコク・セントラルワールドの伊勢丹前に位置しています。
本店の他にもBTSの駅中や、MRT、ショッピングモールの中など色々な所に支店があるのでわざわざ本店まで行く必要はありません。
タイに移住後の生活 – ビザの種類
まずタイのビザの種類についてご紹介します。
基本的には、外国人である我々日本人は下記の種類のビザでのみタイに滞在する事が出来ます。
1. 外交 / 公用ビザ
引用元:在東京タイ王国大使館
2. メディアビザ
3. 観光ビザ
4. トランジットビザ
5. ノンイミグラント-B (就労/ワーキング)
6. ノンイミグラント-B (業務/ビジネス)
7. ノンイミグラント-B (教師)
8. ノンイミグラント-B (アーティスト、興行)
9. ノンイミグラント-B (3年)
10. ノンイミグラントED (教育)
11. ノンイミグラント-O(タイ人の配偶者/扶養家族)
12. ノンイミグラント-O(タイ王国で正規就労する外国人の配偶者/扶養家族)
13. ノンイミグラント-O (年金受給者)
14. ノンイミグラント-O-A(ロングステイ)
15. ノンイミグラント-O-X (ロングステイ 10 年)
16. イミグラントビザ
17. 治療のためのビザ
この他にもエリートカードという特別ビザもあるようですが、ビザの詳しい話はまた別の機会にします。
よっぽどのお金持ちの方や、既にタイに長期で滞在されて来た方でない限りタイへの移住を始めるには、ノンイミグラントBかOビザを取得される方法が一般的です。
裏技はある?
たまにタイ移住をされたい方に「何か裏技とかありますか」など相談されることがありますが、結論から言うと、裏技はないと思っておいた方が良いです。
裏ワザについて
私もそれなりに長くタイで生活しているので、色々な話を聞きます。
△30〜60日間でタイと近隣国を行き来を繰り返すビザランや、
△賄賂で何とかする方法など。
この賄賂で何とかする方法とは、警察官僚や政府の人間とのコネを使って正規の手順を踏まないでビザを取得した上で長期滞在を目論む事です。
しかし、一般の日本人がタイの警察官僚や政府の人間とのコネを持つのはほぼ不可能であり、仮にコネが出来たとしてもそのような事が実現可能かどうか不明ですし、例え可能だとしても多額のお金が必要となり後々面倒な事になります。
それよりも、しっかり正規の手順を踏んで、就職するなり会社を設立されてBビザを取得する方が、最も安上がりで安全に移住する方法と言えます。
タイで働かれる方は、タイでノンイミグラントBビザを取得する必要があります。
タイで就職するための記事を下記にまとめてありますので、こちらをご参考にしてください。
さらに、タイで正規の仕事を持って働いている方で、副業でもっと稼ぎたいという方は下記の「タイで副業」をご覧ください。
タイの交通事情
バンコク都内での移動は、BTSやMRTなどの電車が最も早く確実です。
バンコクでの渋滞集中時間帯
朝方:7時〜9時
夕方:17時〜21時
下記に、万が一タイで交通事故に見舞われた場合の記事を纏めてありますので、ご参考にされて下さい。
タイの医療について
私も何回かタイのローカル病院に入院をした事がありますが、皆さん優しく対応してくれ、安心出来ます。
ただ、歯のクリニックは保険が効かないので、治療費はとても高くなりますので、歯の治療は日本にいる間に済ませておいた方が良いです。
タイでの不測の事態に備えて、タイに行く前には保険には入っておいた方が良いでしょう。
世界各国の通貨を現地ATMで引き出せますので、タイに滞在するには必須のカードと言えます。
日本語の通じる病院
サミティヴェート病院
スクムビットソイ49を入った所に、日本人向けの病院がありますので、バンコク滞在中に何か病気や怪我に見舞われた方は、こちらの病院に行かれる事をお勧めします。
サミティヴェート病院
診療受付:24時間(日本語受付可)
URL: https://www.samitivejhospitals.com/jp/
タイに移住後の生活 – まとめ
最近では、リタイヤメントビザを取得し、老後をタイで過ごされる方が多くいらっしゃいます。
若い方であればあるほど、今のうちにタイに慣れておいたほうが老後での生活の選択肢が広がります。
- 食事や果物が安くて美味しいので、食べ物に困ることはない。
- 衣食住に関する費用が安く済むので、貯金が貯まる。
- 対人関係でのストレスが減る。
以上です。
ご質問がある方は、下記のお問い合わせよりご連絡下さい。