タイへ転職する選択肢
どこか海外求人案件を取り扱っているおすすめの転職エージェントはあるかな。
■自己紹介
2012年から通算8年程タイで仕事をしてきたタイ語通訳者の能勢です。
今回は、日本で仕事をするのに疲れ果ててしまったという方へ、タイという親日国で仕事をするという転職の選択肢についてご説明します。
これまでタイで何度か転職経験も持つ筆者がおすすめできる転職エージェントへの登録方法や転職方法なども解説しますのでぜひ参考にして頂ければと思います。
タイへ転職する選択肢 – 日本社会の窮屈さ
現在の日本は人手不足と言われていますが筆者から見るとまだまだ日本は買い手市場のような気がしています。
そのためにブラック企業が横行して、従業員を絶えずこき使うという体制はなかなか是正されないのではないのでしょうか。
多くの日本人の方が当たり前ですが日本で働かれています。
その中で特にブラック企業と言われる会社で働いている方は下記にあげるような「当たり前」の社会の中で窮屈に働いている方も多いのではないでしょうか。
- 休みが無いのは当たり前
- 有給は取らないのが当たり前
- 残業代が出ないのは当たり前
- 長時間・過重労働は当たり前
- パワハラやセクハラが当たり前
- 満員電車は立って通勤するのが当たり前
- 給料が最低賃金を下回っていても当たり前
このようなブラック企業で働いていると、使われるだけ使われて給与も少なくて貯金も出来ず、将来的に何も良いことはありません。
そういう会社からは一刻も早く転職することをおすすめしますがなかなか近所に良い仕事先が無い場合が多いのも事実だったりします。
そこでおすすめするのが、いっそのことタイへ転職してしまうという選択肢です。
タイへ転職する選択肢 – タイ社会の快適さ
タイ社会での求人市場はまだ売り手市場なので、求職者が有利に仕事を見つけやすいという利点があります。
特に専門技術や専門知識を持たれている方は、タイの求人市場では有利に働きます。
日本では同じような技術や知識を持っている方がたくさんいてもタイでは少数で希少価値が高いということはよくある話です。
実は筆者も以前は上記であげたようなブラック企業で働いていた経験があるのでよく理解できますが、タイで仕事を始めてからは全く別世界の社会を経験することが出来ました。
タイ社会の快適さをあげると下記のような環境下で働くことができます。
- 日本人は基本的には管理職
- 残業代は出ないが定時に帰れる
- 満員電車でも座りながら通勤できる
- 物価が安いので節約すれば貯金ができる
- 営業職であれば社用車を貸与してもらえる
タイでも日本人の人手が足りないので、優遇されることは十分あり得ます。
経験者として
筆者が実際にタイで仕事をしてきた経験者として、タイで仕事をしていた時の体験談を簡単にご説明します。
筆者が以前、営業職として働いていた時は営業用の社用車を貸与していただき、自分で運転して会社まで通勤していました。
お客様の所へ訪問するのにも自分でスケジュールを管理し、自分が運転して行っていたので誰かに縛られたり管理されるという事もありません。
自分でお客様とアポイントを取って、その時間までに自分で訪問する。
タイでは自分が動かないと誰かが代わりに仕事をしてくれるなんてことはありませんので、全てが自分の責任の下で進めなければなりません。
ただし、休日は社用車で家族と一緒に外出したり、少し遠出の旅行に出掛けたりする事も可能でした。
基本的に、タイでは個人の責任と義務を果たしていれば仕事をする上で、日本にいる時より自由に仕事をすることが可能です。
そもそもタイ人社会がそうなのですが、やることさえきちんとやっていれば誰も文句は言わないのです。
そのためにタイ人は言われたことしかやらないのです。
しかしタイ社会はそれで良いのです。
そこが日本社会と違うところです。
日本社会の場合は「言われないと分からないのか」などと言われますが、そんなことをタイ人に言ったところで「言われてないことはやらない」というのが彼らの基本スタンスです。
そのような社会の中で生きるため、そもそもが売り手市場と言えるのです。
タイへ転職する選択肢 – まずは相談してみる
では、タイへ転職するのにはどうしたら良いのでしょうか。
そこでいきなりタイへ行くのを躊躇される方におすすめなのが、日本でタイに現地法人がある会社にまずは転職することです。
そうすると少し時間はかかってしまいますが将来的にタイへ転勤の可能性が格段に高くなります。
日本にいながらタイに現地法人のある会社を見つけるにはどうしたら良いのか、についてはやはりその道のプロフェッショナルに相談することがおすすめです。
そこでまとめたのが、下記にご紹介する海外求人案件を取り扱っている2社です。
上記3社で特におすすめできるのがJAC Recruitmentです。
理由はタイにも支社があり、タイ国内で転職することになった場合でも直接相談する事が可能です。
筆者もタイで同社のサービスを利用した経験がありますが、親切に色々教えてくれますので一度ご相談されることをおすすめします。
また、タイの日系企業に応募する際には少なからず英語のレジュメも必要になってきます。
海外求人を取り扱う転職エージェントはそういった英語のレジュメの作成方法など細かな相談にも乗ってくれるので、まずは一度ご相談をされることをおすすめします。
いきなりタイに来る方法もある
もしくは、まずはタイに来てから仕事を探す方法もあります。
タイでも日本人向けの人材紹介会社が数多くあり、そういった人材紹介会社に登録しておくだけでも求人を紹介してもらえたりします。
下記にタイの人材紹介会社を記載しておくので、ぜひご覧頂ければと思います。
もしタイに旅行で来られる機会がある方は、一度訪問されてみることをおすすめします。
ちなみにですが、タイへ旅行で来られるなら宿泊先は下記のホテルがおすすめです。
バンコクシティイン
タイでの生活が心配な方へ
日本のブラック企業で働くのはこれ以上耐えられないけど、いきなりタイでの生活と言われても英語もタイ語も出来ないのにどうしたら良いか分からない。
という方も多いかと思います。
そこで、タイへの移住の始め方やタイで就職する方法について下記の通り参考記事としてまとめていますので、合わせてご覧ください。
タイ移住の始め方
タイで就職
まとめ
如何でしたでしょうか。
ブラック企業から一刻も早く抜け出したいという方は大勢いらっしゃるのではないかと思います。
でもその企業から抜け出した後の生活を維持できるのかどうかが不安なので一歩踏み出せないという方がほとんどなのではないでしょうか。
しかし人生は一度きりで、失われた時間は決して戻ってきません。
日本のブラック企業で無駄な時間を費やすなら、海外で新しいことにチャレンジして働いた方が、よっぽど充実した人生を送れるのではないかと思います。
海外で働かれた経験は、ご自分のスキルアップにも繋がりますので人生の選択肢の一つとしてお考え頂ければと思います。