タイの為替両替店スーパーリッチについて
■自己紹介
2012年よりタイに滞在中でタイ語通訳者の能勢です。
今回は、筆者長年タイで愛用してきた最安値の為替両替店のスーパーリッチをご紹介いたします。
日本円をタイバーツに両替されることを検討されている方は、ぜひこの記事を参考にして頂ければ幸いです。
タイの為替両替店スーパーリッチについて
タイのスーパーリッチは一つだけでなく、色々な色のスーパーリッチが存在しています。
皆さんも、なぜ色違いのスーパーリッチがあるのだろうか疑問に思われることもあるかと思います。
それらの疑問をこれから解説をしていきます。
為替レートの違い
結論から先に言うと、為替レートはスーパーリッチ本店が最も良いレートで両替出来ます。
本店と支店のレートでは、支店のレートの方が若干劣る場合があります。
もしあなたが本店の近くにいる場合はスーパーリッチ本店で両替されが方が良いですが、
本店の近くにいない場合、例えば本店までBTSに乗っていかないと行けない場合など、BTSの移動で掛かる移動費や費やす時間などを考えると、お近くの支店で両替された方が最も効率が良いと言えます。
またオレンジのスーパーリッチと緑のスーパーリッチでも稀にレートが異なる場合がありますので、下記のそれぞれのウェブサイトで確認されてみるもの良いかと思います。
スーパーリッチの歴史
スーパーリッチは1965年(タイ歴2508年)に営業を開始し、今年2019年で54周年を迎えます。
この写真の数字を見てもらうと分かるかと思いますが、オレンジのスーパーリッチの2508という数字が仏暦で営業開始年を示していますので、西暦では1965年に営業開始したのが分かります。
そして、2542年(西暦1999年)に緑のスーパーリッチが営業を開始しました。
さらに、2554年(西暦2011年)に水色のスーパーリッチが営業を開始しました。
そもそも、営業を開始した当時の社名はスーパーリッチではありません。
タイ語で「ジッパニ」という名前で、意味は「商業の心」という意味になります。
ある時、お店に強盗が押し入り多額のお金を盗まれた事をきっかけに現在のスーパーリッチに社名を変更したという歴史があります。
2019年6月現在で、オレンジのスーパーリッチが51店舗、緑のスーパーリッチが14店舗、水色のスーパーリッチが1店舗となっています。
驚くことにこれらの色違いのスーパーリッチは全て別会社という事です。
それぞれの会社の正式名称やウェブサイト、アプリケーションも全て別々となっています。
SuperRich Currency Exchange (1965) Co., Ltd.
WEBサイト
(日本語未対応)
Superrich Thailand Co., Ltd.
WEBサイト
(日本語対応)
Grand Superrich Co.,Ltd.
WEBサイト
(日本語未対応)
オレンジと緑のスーパーリッチが最も良いレートだと思いますので、
そのどちらかを参考にして頂ければと思います。
関係性
この色違いのスーパーリッチの関係性について少しご説明します。
実はこれら別々のスーパーリッチの会社は親族による会社経営をしています。
初代オレンジが、オーナー男性とその奥様がスーパーリッチの営業を開始しました。
そしてその奥様の弟さんが、緑のスーパーリッチを立ち上げました。
さらに、その弟さんのもう一人別のお姉さんが、水色のスーパーリッチを立ち上げました。
緑と水色のスーパーリッチは仲が良いみたいですが、オレンジはあまり仲が良くないみたいです。
タイのスーパーリッチ – 本店
タイスーパーリッチの本店は伊勢丹の反対側に位置していますが、少し奥の路地に入った所です。
それぞれのスーパーリッチの本店はお互い目と鼻の先にあります。
タイのスーパーリッチ – 空港
バンコクの空港には、現時点ではスワンナプーム空港にのみスーパーリッチの店舗があります。
スーパーリッチスワンナプーム空港店:
オレンジ・スーパーリッチ
スワンナプーム空港 B階 Novotelの近く
営業時間:午前5:00〜午後23:00
休日:毎日営業
グリーン・スーパーリッチ
スワンナプーム空港 B階
営業時間:午前6:00〜午後23:00
休日:毎日営業
為替レートもほとんど本店とかけ離れているという訳でもなさそうですので、タイに来られて空港で両替するなら是非スーパーリッチで両替されることをお勧めします。
まとめ
如何でしたでしょうか。
スーパーリッチは別々の会社でも為替レートはオレンジとグリーンでは同一レートとなることがほとんどなので、利用者にはあまり関係ないかも知れませんね。
ご質問などある方は、下記のお問い合わせからご連絡下さい。