WordMoveで本番環境との同期
■自己紹介
2006年頃からIT業界に興味を持ち始め、独自でプログラミングを勉強し2015年からワードプレスでサイトを構築している能勢です。
前回、「Macの仮想環境でワードプレスを動かす」でご自分のMacに仮想環境を生成し、そこでワードプレスを動かす方法について解説しました。
今回は、本番環境のワードプレスをSSH通信で自分のMacにダウンロードして表示させる方法について解説致します。
※この記事は、下記の記事の続編としてまとめていますので、まだ下記の記事をご覧になっていない方は、まず下記の記事からご覧頂ければと思います。
WordMoveで本番環境との同期 – Movefile.ymlを編集
vagrant upを実行した後に「test.dev」フォルダ内に自動生成された「Movefile.yml」を修正していきます。
このファイルに本番環境のサーバーとの接続情報を記載してSSH通信を可能にします。
Movefile.ymlの中身は下記のようになっています。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 | <?php define( 'WP_USE_THEMES', true ); require( dirname( __FILE__ ) . '/test/wp-blog-header.php' ); |
index.php (サブディレクトリ内)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 | <?php define( 'WP_USE_THEMES', true ); require( dirname( __FILE__ ) . '/wp-blog-header.php' ); |
要は、きちんと「/wp-blog-header.php」を読み込みさせるように設定してあげれば良いのです。
データベースの編集
本番環境では、取得されたドメインを運用されているのでそれを開発環境用に編集する必要があります。
「phpmyadmin」をまだインストールされていない方は下記リンクよりダウンロード可能です。
ダウンロード⇨phpMyAdmin
zipファイルでダウンロードされるので、解凍してファイル名「phpMyAdmin」に変更します。
名前を変更した「phpMyAdmin」フォルダをそのままコピーして、サブディレクトリフォルダに貼り付けます。
これでデータベースへアクセスする事が出来るようになりました。
safariのアドレス入力に「http://test.dev/test/phpmyadmin」と入力しましょう。
ユーザ名とパスワードを入力します。
設定ファイルを何も変更していなければどちらも「wordpress」です。
・ユーザ名:wordpress
・パスワード:wordpress
ログイン出来ましたら左側のカラムから、
wordpress>>wp_optionsとクリックしていきます。
すると右側に下の画像のように表示されたと思います。
編集をクリックしてそれぞれ編集していきます。
siteurlはワードプレスがインストールされているディレクトリ。
homeはサイトのURL。
ワードプレスがインストールされているサブディレクトリ名を追加して、加えてhttpにsも付けて、SSL認証されるように設定します。
以上でsafariのブラウザで確認すれば、ワードプレスの画面が表示されます。
きちんとhttpsで表示されています。
まとめ
如何でしたでしょうか。
本番環境からワードプレスを開発環境に落とし込みブラウザに表示させるまでを解説しました。
FTPでダウンロードするよりスムーズに短時間にパソコンに落とし込めたと思います。
ご質問などある方は下記のお問い合わせよりご連絡下さい。