タイの生活と節約術について

タイの生活と節約術について

タイの生活と節約術について

 
タイの生活って実際のところどうなのだろう。
日本と比較して節約出来るのかな。。。

■自己紹介
2012年よりタイに滞在中でタイ語通訳者の能勢です。


今回は、実際のところタイの生活はどうなのか、私がこれまで8年間生活してきた経験を元にタイで生活する上で最低掛かる生活費でどの程度の生活をおくれるかについてご紹介していきたいと思います。


タイでは日本で生活するより節約できるかどうかについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

タイの生活と節約術について – 生活費

タイでの生活費については何処に住むかによってもかなり変動します。


家賃やその他生活に掛かる費用について下記に解説していきたいと思います。

生活費 – 家賃

同じバンコクと言えども、多くの日本人が生活するバンコク・スクムウィット周辺の賃貸料と、バンコクの最西端の賃貸料ではだいぶ差があります。


実際に、私がタイにまだ来たばかりの頃に住んでいたのがバンコク最西端の先、ナコンパトム県にあるサラヤーという地区です。

タイの生活と節約術について
バンコク最西端

ここでの家賃が1ベットルームの部屋30㎡程と狭かったですが、それでも月4,000バーツ(15,000円程)でしたので、だいぶ生活費が抑えられていました。


当時、バンコク最西端の先のサラヤー地区に住んでいた時に部屋のベランダから撮った写真がこれです⬇️

タイの生活と節約術について
当時部屋から撮った景色がこれです。何もない大自然でした。この先にバンコク都心があります

さすがに、多くの日本人がこのような場所で生活出来るとは思えません。


同じ規模の広さの部屋をバンコク・スクンビットのオンヌットという地区でも部屋を借りたことがありますが、その時の家賃が月9,000バーツ(33,000円程)もしていましたので倍以上違います。


家賃は、スクンビット周辺で単身で済む場合だと最低でも8,000バーツ〜9,000バーツ掛かると思います。

生活費 – その他の生活費

単身の場合であれば、その他の生活費はだいたい下記に書いた程度に収まるかと思います。

  • 電気代:約1,000〜1,500バーツ
  • 水道代:約200〜300バーツ
  • 通信費:約1,800〜2,000バーツ
  • 食費代:約8,000バーツ(昼食40バーツと夕食200バーツ程ととして)
  • 交通費:約2,000バーツ
  • 生活用品など:約3,000バーツ

※タイではガスを使いませんのでガス代はありません。
※生活用品にはシャンプーや洗顔・歯磨き粉・歯ブラシ・石鹸・洗剤・ティッシュ・水などの生活必需品が含まれています。


お昼は下の画像のようなローカル食堂で済ませば、1食40バーツ(150円)〜60バーツ(200円)程で済ませられます。

タイの生活と節約術について

以上の生活費をまとめると合計で下記の通りになります。

合計:約23,000バーツ(約84,000円)


普通に日本人が生活するならどんなに低く見積もっても、現実的にこれくらいは掛かるだろうと思います。


もちろん、

  • 通信費を使わない
  • 夕食をもっと切り詰める
  • 移動もしないで部屋にずっと閉じこもる

という人がいれば、さらに生活費を切り詰めることが出来るかと思いますが、現代の日本人では現実的ではありませんよね。


ちなみに上記金額には当然、飲みに行く交際費や嗜好品についやす費用は含まれていません。

タイに住む

タイに住む際の不動産契約について

タイで生活する上での部屋の賃貸契約方法などについてまとめていますので、良かったらこちらもご覧ください。

タイの生活と節約術について – 生活水準

2019年10月1日に日本では消費税が10%まで上げられました。


日本での生活水準は高くなる一方ではないでしょうか。


タイの消費税であるVATは7%ですので、日本との消費税格差は一段と上がりました。


それでは、タイの都心であるバンコクと、日本の都心である東京の生活水準を比べてみたいと思います。


タイで働く日本人の最低賃金は月50,000バーツ(182,000円)です。


一方、日本の東京で働く最低賃金はいくらでしょうか。


東京の最低時給が1,013円でしょうか。


一日8時間労働で22日働いたとして約180,000円なのでほぼ同じ金額ですね。


では、生活費はどうでしょうか。


東京の場合は、最低賃金をもらっていたとしても一体どれくらい貯金に回す事が出来るでしょうか。


私の経験ではその給与では貯金に回せるお金は多くて20,000円くらいが限度ではないかと思います。


一方で、バンコクであれば最低賃金をもらいながら上記のような費用で生活が出来るのであれば、毎月25,000バーツ(約90,000円)は貯金することが可能です。
※実際は所得税と社会保険料(750バーツ)が引かれます。


東京で同賃金でこれ程貯金が出来るかと言われれば、非常に難しいのではないでしょうか。


その点、バンコクに滞在すれば節約も出来るし贅沢しなければ貯金ができるのも事実です。

タイの生活と節約術について – 生活文化

タイで生活する上で気を付けるべき生活文化について解説していきます。

タイは家族が中心の文化

バンコクで働いているタイ人は、年末年始やソンクラーン休暇の時にはほとんどが田舎に帰ってしまいます。


何故かというと、一年働いて得たお金を田舎で生活している両親や兄弟、従兄弟を養うために持って帰り、家族と一緒にご馳走を食べたり旅行に行ったりするためです。


仕事は二の次で家族を一番大切にします。

夜は出歩かない

タイに限ったことではありませんが、夜の外出は控えた方が良いです。


タイには、タイ人だけではなく周辺国のミャンマーやカンボジアからも出稼ぎに来ている労働者がいるので、どんな人間がいるか分かりません。


私でもバンコクの夜は危ないので出歩かないようにしています。


最近でも日本人が日本人が住むエリアでエカマイという地区で強盗に襲われるという事件が発生しています。


バンコクは住みやすいと言っても海外だという事は常に忘れてはいけません。


家にいれば安全なので夜は外出しないよう注意しましょう。

車には気をつけよう

タイではお金持ちが優先されると言う文化があります。


そのため車を運転しているドライバーは、歩行者がいてもなかなか止まろうとはしません。


実際、私が横断歩道を渡っていても止まる気配なくぶつかる寸前まで止まらないドライバーもいたりします。


しかしご安心ください。


万が一車がぶつかってきて怪我をしたら警察は運転手を捕まえてくます。


私も昔車にぶつけられ逃げられた事がありましたが、警察に捕まえてもらいしっかり治療費を支払ってもらった過去があります。

タイで交通事故

タイで交通事故に逢った場合の対処法をまとめていますので良かったらこちらも参考にしてください。

まとめ

以上がタイで8年生活してきた私がまとめるタイの生活についてです。


上記で解説したように、生活の仕方次第では日本で生活するよりかは生活費が抑えられその分貯金出来るのも事実です。


日本での生活だけが全てではありませんので、人生に一度くらいはタイでの海外生活を満喫されては如何かなとも思います。

タイへ移住

こちらでもタイでの生活について記事をまとめていますので良かったら合わせてご覧ください。

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